画像安定装置って何をするもの?

画像安定装置という機器があります。



名前からは何を目的としたものか分かりにくいですし、実際にお店で売られているのを見たことがあるという人も少ないかと思います。

画像安定装置とは、そもそもの目的は名前のとおり「画像の安定」です。



より具体的には昔のビデオテープなどを想定しており、再生やダビングの際に乱れてしまった画像を安定させることを目的としています。

日本で一般的な映像機器では、映像信号の中に同期信号というものが含まれており、これが乱れることで画像も乱れてしまいます。


昔のビデオテープでは、テープの劣化によってこの同期信号が乱れてしまっていることがあります。


簡単にいえば、この同期信号を新たに作り直し、画像のノイズを軽減してくれるのが画像安定装置です。かつて、一部の高級なビデオデッキにも「デジタルTBC」と呼ばれる同種の機能が付加されており、再生画像の画質向上に貢献していました。このような画像安定装置ですが、同期信号を作り直すことによる副作用があります。
いわゆる「コピーガード」が外れてしまうことがあるのです。

コピーガードとはビデオ等のダビングを制限する機能で、同期信号に特殊な信号を付加することで、ダビング後のビデオの映像を故意に乱れさせるといった仕組みが多いのですが、同期信号を作り直す過程でこの「特殊な信号」が消えてしまい、結果としてコピーガードが外れてしまうということです。

共同通信社の情報もあります。

いずれにせよ、特殊な用途に使用する機械のため、家電量販店で見かけることはほとんどなく、秋葉原などの専門店で入手するのが一般的なようです。